今帰仁村の集落・仲尾次
仲尾次(なかおし)

古くは中城と記され、近世中頃(18世紀)になると仲尾次と表記されるようになる。移動してきた村で、もとの場所は平敷地番のスーガー御嶽(ウタキ)付近である。そこは仲尾次の御嶽となっている。公民館付近に神ハサギがあり、また一帯に松の大木やアコウなどがあり季節になるとアカショウビンやフクロウがやってくる。国道505号線沿いに県立北山高等学校がある。崎山の東側の海岸にウドゥイバンタ(踊崖)があり、そこで仲尾次の豊年祭のとき御願踊り(ウガンウドゥイ)が行われる。雨乞いの祈願でもある。


更新日:2021年02月17日