中小企業組合について

【中小企業組合とは?】

中小企業者が個々では対応できない課題に対して、相互扶助の精神に基づき協同で事業を行うことにより、経営上の諸問題を解決し、経営の近代化・合理化や経済的地位の改善・向上を図ることを目的とする組合です。

4人以上の中小企業者によって設立でき、共同事業を通じて組合員が行う事業を補完・支援するための事業を実施します。以前は同業種の事業者で組織する組合が大半でしたが、現在は異業種の事業者で組織する組合が多く、それぞれの組合員が保有する技術、経営のノウハウ等を出しながら活動しています。

 

【組合制度について】

沖縄県は99%以上が中小企業で占められています。特に本県の場合、零細企業が多く、厳しい経営状況にある中小企業が多いのが実情です。一人一人の力は弱くても、他社と連携し組合を設立することで共同の力を持つことが出来れば、この厳しい状況を乗り越え、競争に打ち勝つことも可能です。また、近年は、学生や主婦等の個人が、創業や雇用機会の確保を目的として設立する企業協働組合制度も注目されています。あなたも中小企業組合を設立してみませんか?

 

【主な組合設立メリット】

1.取引条件の改善、販売促進、資金調達の円滑化、情報・技術・人材・マーケティング等の充実、生産性の向上等により経営の近代化・合理化を図ることが出来ます。

2.沖縄県では中小企業組合のための県融資制度(組織強化育成資金)を設けており、低利で融資を受けることが出来ます。

3.中小企業者の個々の意見や要望事項を組合でまとめることにより、国等の政策に反映させることが出来るとともに、組合を通じてより多くの中小企業施策を利用することが可能になります。

 

 組合を設立したいと考えている方は、沖縄県中小企業団体中央会までお気軽にご相談下さい。

 

中小企業組合 チラシ(PDFファイル:99.1KB)

 

【問い合わせ先】

那覇市字上之屋303番地8

沖縄県中小企業団体中央会

電話098-860-2525    ファックス番号098-862-2526

 

更新日:2020年07月16日