今帰仁城跡・今帰仁城跡周辺遺跡

今帰仁城跡の北側には今帰仁ムラ跡という集落遺跡があります。遺跡の一部は、平成15年~16年度に今帰仁村教育委員会によって発掘されております。発掘調査によって、ここには今帰仁城跡と同じ時代を生きた、城下町のような集落が栄えており、様々な活動を行う人々が集まって住んでいたことが解りました。集落遺跡以外にも今帰仁城跡周囲約20ヘクタールの範囲には、登城道や石積み遺構、拝所などが点在していてこれらの遺跡群を「今帰仁城跡周辺遺跡」と呼んでおります。また、海岸に所在する今泊集落は、沖縄の伝統的集落景観を残すフクギ並木の美しい集落です。

グスクミュージアムのイラスト地図

今帰仁城跡:石積み遺構

石積み遺構の写真

写真はシニグンニと呼ばれる石積遺構です。一説には今帰仁城跡の出城として機能したと言われています。一辺6メートルからなる方形状の遺構です。

今帰仁城跡:今泊集落

今泊集落の写真

フクギ並木の残る集落で、もともとグスクの近傍にあった今帰仁・親泊の二つのムラが合併しました。両ムラの一字をとって「今泊」としています。

この記事に関するお問い合わせ先

社会教育課 歴史文化センター
〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5110番地

電話番号:0980-56-5767

更新日:2024年01月04日