今帰仁城跡・今帰仁上りの拝所
今帰仁上りの拝所
今帰仁上り(なきじんぬぶい)
「今帰仁上り(なきじんぬぶい)」は「今帰仁廻り(なきじんまわり)」とも呼ばれ、沖縄で親族一門が行う聖地旧跡(せいちきゅうせき)の巡拝行事(じゅんぱいぎょうじ)で「東廻り(あがりまーい)」と並び多くの門中(もんちゅう)によって行われています。主な巡拝地は各門中や地域などによっても異なりますが琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)の伝説に関わる御嶽(うたき)、三山時代の旧跡、村落のノロ殿内(どぅんち)、監守時代の墓などが毎年、あるいは3、5、7年ごとの奇数年を年期として廻(まわ)られます。歴史的には1838年には既に実施されていたことが確認されています。かつては道のりに数日を要し、着替えと神々に供えるご馳走を担いで参詣したと言われますが、現在ではバスをチャーターし重箱、線香、酒などを持参し年長者の指導によって一族が主要な聖地を巡拝しています。
1:カラウカー
(今帰仁城内)
2:火神の祠
(今帰仁城内)
3:テンチジアマチジ
(今帰仁城内)
4:ソイツギ
(今帰仁城内)
5:クバの御嶽
6:阿応理屋恵ノロ殿内跡
7:今帰仁ノロの火神跡
8:供のカネーノロ殿内跡
9:今泊の親川
10:今帰仁ノロ殿内
11:今泊の津屋口墓
12:諸志の赤墓
13:中城ノロ殿内
14:池城墓
16:百按司墓
17:ティラガマ
18:勢理客ノロ殿内跡
この記事に関するお問い合わせ先
社会教育課 歴史文化センター
〒905-0428 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5110番地
電話番号:0980-56-5767
更新日:2024年01月04日