そ族昆虫に関すること

〇ネズミの駆除

食害などネズミによる被害を防ぐには、ネズミが生活できないような環境づくりを行うことがもっとも大切です。

 

1.餌となる食べ物を確実に保管収納する。

2.ネズミの通路を確実に遮断する。

3.すみかや巣になりそうな場所をきれいに整理する。

 

以上のことを行いながら、ネズミ用粘着テープや捕そ器等で駆除を行うと効果的でしょう。

 

〇ゴキブリの防除

ゴキブリは伝染病を媒介する害虫です。

 

ゴキブリの餌となる食べ物を確実に保管・収納し、発生の予防をしましょう。

 

〇蚊の防除

蚊は、デング熱やマラリアなどの感染症を媒介することがあります。蚊が媒介する感染症をまん延させないため、蚊を発生させない、蚊に刺されないように心がけましょう。

 

1.蚊の生態

蚊は、水たまりに卵を産み、約2週間かけて成虫になり、約1か月生存します。雌は吸血と産卵を3~4回繰り返します。

 

2.蚊の発生をおさえましょう

空き缶などちょっとした水たまりや身近なところに蚊の発生源はあります。家の周りの不要な水たまりをなくし、蚊のすみにくい環境をつくりましょう。

(1)水のたまった空き缶、空き瓶、放置された弁当殻、古タイヤなど撤去するか雨のあたらない場所に置きましょう。

(2)植木鉢の受け皿、散水用の汲み置き水など受け皿にたまった水はこまめに捨て、汲み置き水は1週間に1回水を入れ替えましょう。

(3)側溝にたまった土砂や落ち葉を取り除き、水の流れを良くしましょう。

 

3.蚊にさされないようにしましょう

蚊が媒介する感染症はたくさんありますが、蚊にさされなければ感染することはありません。日ごろから蚊にさされないように心がけましょう。

(1)家に入らせない

防虫網・網戸を設置し、屋内への侵入を防ぎましょう。就寝時には蚊帳を使うのもおすすめです。

(2)肌を守る

屋外では、長そで・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きは避け、肌の露出をできるだけ少なくしましょう・必要に応じて虫よけスプレーや蚊取り線香等を活用し、蚊を寄せ付けないようにしましょう。

 

4.蚊の主な種類

(1)ヒトスジシマカ

成虫は全体が黒く、背中と脚の関節に白い帯状の模様があります。昼間に吸血する蚊で「やぶ蚊」とも呼ばれています。主に昼間から夕方にかけて屋外で活動し、物陰に潜んで、人や動物が通りかかるのを待ち伏せします。

(2)アカイエカ

成虫は全体が赤褐色です。主に夜間に二酸化炭素などの刺激を頼りに羽音を建てて寝ている人の血を吸いにやってきます。

 

〇ハチの防除

個人の敷地にあるハチの巣の駆除は、所有者又は管理者で行うか、ハチ専門業者に依頼するなどしてください。自ら駆除する場合は十分に注意し、次のとおり行ってください。

1.夕方でできるだけ暗くなってから駆除を行います。(昼間行うと働きバチが巣から出てくることが多いので、駆除後に帰ってきた働きバチが巣の周りを飛び回って危険です)

2.ハチは灯りを好み、明るい方に飛んできます。

巣を挟んで駆除する人の向こう側に明かりを灯すと良いでしょう。

3.市販の蚊・ハエ用の殺虫スプレーを1メートルぐらい離れたところから巣に吹きかけます。

また、ホームセンターなどで販売されているハチ専用殺虫剤は3メートル以上離れたところからでも吹きつけることができます。(雨合羽、ゴム手袋、ヘルメットなどで防護するようにしましょう)

4.ハチがいなくなったら、巣を棒などで落とし、ごみ袋に入れてごみとして出します。

5.2~3日は、働きバチが巣のあった場所付近を飛んでいますが、しばらくするといなくなります。※小型スズメバチの巣は、球体又はトックリ型、ラグビーボール型になっており、巣の出入り口は1カ所になっています。

スズメバチは毒性が高いので、専門の業者にお任せした方がよいでしょう。

 

この記事に関するお問い合わせ先

住民課 環境衛生係
〒905-0492 沖縄県国頭郡今帰仁村字仲宗根219番地

電話番号:0980-56-2102

更新日:2021年07月02日